マンションなど集合住宅の排水管は、経年により内部にサビや腐食が発生し、共用設備の中でも比較的劣化しやすい部位となっています。更に放置しておくと穴があいて漏水し、大がかりな更新工事が必要となってしまうため、排水管の寿命を延ばす「更生技術の開発」が求められていました。 そこで東京ガス株式会社、トーセツ株式会社(令和2年7月東京ガスリノベーション株式会社に社名変更した。)、株式会社カンドー、株式会社協和日成は保有する技術・技能を結集し、排水管内面の研磨および特殊防錆塗膜によって排水管の飛躍的な延命を実現いたしました。この技術は平成11年12月に(財)日本建築センターおよび(財)建築保全センターから、建築物の保全技術として業界初の「技術審査証明」を取得いたしました。 これを機会として、この工法の全国的な普及促進をはかるため、上記開発4社とご賛同いただきました各社が一体となって平成13年10月11日に「排水管・DREAM工法普及協会」を設立いたしました。 今後の運営につきましては、同協会を中心にご賛同いただける企業の輪を広げ、一層本工法普及促進・技術改良等に邁進する所存であります。 |